雑記


[2004年を振り返って・映画編]

(04/12/29)



■月並みのしか見てないけど■

今年はホームシアターを買ったこともあって、映画を見るのに割く時間が多くなった一年だった。
ただ、元々映画館なぞにはほとんどいかないタチだが、さらにその傾向に拍車をかけてしまった、という感もあるが。
というワケで、DVD中心で旧作も含むが、軽く総括を書いてみたい。





■「ヒーロー」は外せない■

今年はリメイク中心にヒーローものが多かったような。
まぁSFというワクで見るが、SFはとても好きなので外せない。

まずは、CASSHERN
すごくすごい賛否両論だとは思うが、こういう挑戦的なものは下心もあってかついついハマってしまう。
アジテーションとも言えるほどの主張やストーリーのつじつまとか、そういうあたりを感性で見ないといけないものだと思うが、どうやって受けてにその姿勢を作らせるか。なんてことを考えてしまう。

もっとストレートなのだと、ゼブラーマンも気に入っている。
クドカンだらなんたらはよく知らんのだが、正統派フレーバーだけど斜に構えた見せ方のヒーロー像は、とても純粋にヒーローについて考えさせてくれる。

旧作のDVDに目を向けると、スターウォーズトリロジーボックスが出たことがとても嬉しい。現代のものと比べてもさっぱり見劣りしないクオリティ。リマスター恐るべし!

あとはマトリックスも揃えたけど…何も言うまい(さすが飽きた)。

ちょっとSFから逸れるけど、キルビルはvol.2の方が意外と良作だったのに驚いたり。





■やっぱりエンターテイメント■

そうそう、今年密かに一番好きになったのはドラムライン
これのためにスピーカーを買い換えたい!と思うくらいだ(今使用しているスピーカーは小さくてどうしても比べると迫力が足りないので…)。
ブラバンだのマーチングだのには微塵も興味が無かったのだが、それでもこれはおもしろい。
ストーリー構成としてはあまり密に詰め込まずに切り取ったような感じで、密かに劇場版∀ガンダムを思い出したものだが、押さえるとこは押さえてあるからヨシ。
演奏される音楽はもちろん重要な要素だが、気が遠くなるほど流麗でカッコイイ動作が人的なスケールの大きさで行われるあたりが、音を強烈に裏打ちして、どうしようもないほどの楽しさを提供してくれる。
本当にうだうだ考えずにスカッと楽しめる。イイネ。
個人的にはシカゴと並ぶおもしろさなんですが、いかがなもんでしょう。





■そしてとにかく趣味■

趣味というか、属性というか。
セカチューで泣けなくてもボロ泣きしてしまったのが半落ち
詳しい観賞後の感想はココに書いてるが、今でもラストの直太朗の「声」を聞いた切なさは消えない。
これから一生背負うものが凝縮されつつ、それでも一端でしかない…そんな映画だと思う。





■来年は…■

とりあえずマークしているのはスターウォーズエピソード3、そして、機動戦士Zガンダム 星を継ぐもののふたっつ。
あとは知らん。
とは言うものの、今年のドラムラインなんかは、全くのノーマークで出会った作品だったけどかなりハマった…ということで、まぁ、淡く、あわ〜く、未知への期待が尽きないのでありますよ。
スピーカーはさておき、来年はもっと劇場に行くようにしよう…。


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