趣味丸出場所


GBA
[スーパーマリオアドバンス2]

おマヌケな名称だらけの土地でヨッシーがドラゴンであることを疑問に思いながら散々亀をいじめまくった髭親父。



■大きくなりました■
まず、自分はSFC版マトモにプレイしてないです。
コ○マ電気店頭でSFCと合体したうさんくさいテレビに挿さっていたのをちょろちょろやったくらい。
そんな自分は約10年間、マントの使い方がわからないまま日々を過ごし、やがて大人になりました。チャンチャン。

SFCのマリオってさっぱり安くならないんだよね。
ていうか自分の言うSFCの「安い」は4、500円だけど(汗)。つーことでマントの使い方がたまに気になることはありましたがわざわざ購入してそれを確かめることはありませんでした。

んが、志のないイカニモ移植されたGBA版はなんだか売れてるじゃーないか。それに感化された身内が「ホスィ(゚Д゚)」などというので、代理購入して勝手にプレイしてみたりすることになりました。これでようやっとマントの使い方がわかる。





■ダルーい■
ああ、スーパーマリオワールドってこんなゲームだったっけ。
マリオがチビでも下を入れれば強がってしゃがんでくれるんだね!
Rボタンを押すと露のフィギュアスケーターばりの回転ジャンプをかますんだね!なんだか髭親父が構えて回り出すところを想像するとおかしくたまらないナ!(コラ)

しかしなんだ、このミッキーマウス系や脱力系を通り越してヒンシュク系と言わざるを得ないこの親父の奇声は。声まで入れるなっつの。しかも何しゃべってっかわかんねー。
とりあえずアイテムを取ったときは「ぐらっちぇ!」やられたときは「おー、まんまみーや!」くらいはわかるが、その他はハッキリ逝ってなんじゃそりゃ。聞こえたまま正直に書く。

「歴史でゴー!」

「キャッシュ話題にーて!」

絶対コノ親父普通じゃない普通じゃない
絶対オレの耳おかしくないおかしくない
絶対オレの教養低くないDQNじゃない

(゚Д゚;)ゼェゼェ

それにしても、マリオの挙動がどうも軽く感じられて違和感。
どうぶつの森+のオカゲで初代スーパーマリオブラザーズに慣れてしまったためなのだろう。キー押し込んでめいっぱいジャンプすると、敵踏むハズが余裕で通り越して穴に逝けマシタ。最初はそんな具合で、「ホントにクリアできんのかコレ!?(ていうか漏れ!?)」なーんて思ってタ。





■マント■
1つめの城を陥落させて2つめの土地に入ると、いよいよマントのおでましです。
前3作のマリオではノコノコは踏まれると甲羅の中に潜り込み、そのままマリオに蹴られて無限ループや落とし穴に旅立つのがオチでした。しかし今作では、踏まれた瞬間にヘッドスライディングで脱出するというワザを修得し、中身だけでも種の生存率を高めることに成功しています。
しかしながら、甲羅がない=髭親父に踏まれたワケですから、カメ社会でオチこぼれのレッテルを貼られることは逃れられません。そこで登場するのがマント。それは、パタパタ種族が校庭を100周も1000周もしても会得できなかった、「空を飛び回る」という超必殺技を可能にしたのです。それはもうパタパタというグフがマイナーにまかり通る地球圏にアプサラスが投入されたようなモンなのです(たいしたことねーなー)。彼らはその爽快感に酔いしれ、マントで飛び回ることをアイデンティティにカメ社会の偏見と闘ったことは言うまでもありません。ていうか負け惜しみであることも言うまでもありません。
以後、髭親父に踏まれ命からがら逃げてきた者に加え、自らの甲羅を投げつけるという特攻を行った者、甲羅脱出に失敗し、マリオに弄ばれ続け甲羅に嫌気がさした者など、マントに傾倒するものは増えていった。彼らの間には「脱落者であるという事実」と、「もう一度でも踏まれれば命がないという事実」によって、強い連帯が芽生え、それ故に彼らの間では団体で髭親父を襲う手法が一般的になったのだった。

んで、肝心のマントの使い方だが、さっぱりワケがわからない。とりあえずはまぁ、助走してから飛ぶのだ。これは狸マリオと同じ。問題なのはその後のアクション。左右の方向転換と、飛行状態の維持が絶妙なほどうまく扱えない。
「うっしゃーゴールまで一気にとぶぜー」なんつって飛行維持のため進行方向と逆方向に十時キーを入れると、何故か親父は逆を向いてしまい、「なぬ!」などと呆気にとられている間に穴にあぼーん、ということか多々あった(多々かよ!)。
そしてそういうときほど上手に急降下が決まる罠(;´Д`)

結論からいうと飛びにくくてやってらんねー、と。
しかしだからといってマントが不要かというとそうではなく、回転して敵をはじき飛ばしたり、ジャンプの降下時にホバリングもどきができるなど、けっこう有用だったりする。いや、ファイヤーよりも有用かも。
そういえばファイヤー、敵を倒すとそれをコイン一枚に変えてしまう。
今までから比べればモノが出るだけありがたいハズなのだが・・・どうもケチくさすぎてかえって印象が悪い。

しかしマントガメを踏んでマントマリオになるときなんかは、なんとなくもの悲しいな。アイデンティティを見つけだし必死に生きていこうとする彼らを一発で絶命させ、その命の証は羽になってひらひらと風に舞いながら落ちてくるのだ(その羽はあくまで裏で髭親父がカメに行う虐待を暗喩しているモノにすぎない、という説もある)。

嗚呼カメよキミの命をもって僕は知った。マントは飛ぶためのモンじゃない、ということを。

結局はまぁまぁ一生懸命プレイしちゃったんだよね。
長く手元にないから、というのもその理由のひとつだけど。
隠し要素(というほどのモノではないが、スイッチとか別ゴール別ルートのことを指す)も、絶対攻略本でも無きゃわかんねーよ!というワケでもなく、ほんのちょこっとの思考と努力でたどり着けるあたりがフレンドリー。
ただ、ボスが弱すぎる。全てにおいて。とりでのサイ野郎×4なんか最悪だろう。ついでにクッパ親父も信じられぬほど弱い。あれじゃぁまさか攻略法に気付かない、ってこともないだろうしなぁ。歯ごたえがあるんだかないんだかわかんないゲームだ。





■その他■
なんかルイージ使えるらしいのだが、USAのをそのまま持ってきた感じなのでムリがある。

あと、1カートリッジバトルができるマリオブラザーズは地味に(・∀・)イイ!!
相手を倒すかコインをとるか、どちらで行くか!
どちらにしても、シンプルで舞台も狭いながら、アクションゲームの多彩な可能性を教えてくれるゲームではないかと。
長くやると飽きるけど(苦笑)。


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